すぐるーむ

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ゴミ出しだけで生活していた頃の話

私が以前、近隣の高齢者を対象に、ゴミ出しを代行する仕事をしていた頃の話だ。

昔は隣近所で助け合って、できる人がしていたそうだが、今は隣にどんな人が住んでいるのかさえ知らない人が多かった。

私に依頼してきた大半の高齢者は、足腰が悪く、すぐ側にある収集場まで持って行くのも一苦労だ。

ましてや、転倒して骨折でもしようなら、寝たきりになるリスクも高くなる。

地域によっては、家の前に出せば良いという所もあるが、一般的には近隣の収集場まで持って行かなければならない。

私はそこに着目し、1回100円でリハビリがてら、ゴミ出し代行を始めた。

このサービスが後に便利屋と発展する。

先日記事にした便利屋の話とは真逆で、誰がゴミ出しを対応するか地域問題となっていたため、依頼はすぐに殺到した。

この経験があったから、便利屋の時の初手は空振りしたのだ。

そして、1ヶ月経つ頃には、最低限生活ができるぐらいの収益にはなった。

その上、親切な方が多かったので、行く度に畑で採れた野菜や飲み物も頂き、飲食にも不自由ない生活が送れていた。

この経験は、私にとって、幸せな人生の想い出となった。

人の幸福度は、幸せが大きいか小さいかではなく、幸せを感じ取る器が大きいか小さいかで決まる。

小さなことで幸せを感じることができれば、その瞬間、目の前の景色が大きく変わる。